お気に入り漫画紹介:その4
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来世は他人がいい / 小西明日翔(講談社)
その2で紹介した「春の呪い」と同じ作者さんの作品です。
大阪の極道の家である染井組で育った主人公・吉乃(よしの)は
東京の同じく極道の家である深山一家の総長・深山咢の孫である
霧島(きりしま)と婚約を結ぶこととなり、上京する。
一見爽やか好青年の霧島だが、中身はかなりのサイコで
実は恐ろしい男だった。
最初の方は吉乃は割とまともな感覚の持ち主なのかなと
思って読んでいたけど、本人が気が付いていないだけで
吉乃もかなりぶっ飛んでるなと思う。
あと、作者さんが編集さんにこの漫画の案を出したときに
「誰一人共感できる登場人物がいない」
って感想を伝えられたそうですが、
誰かに共感出来たらむしろやばい人な気がする。
※2018年5月現在、1巻まで発売中(連載中)
能面女子の花子さん / 織田涼(講談社)
能面を付けたまま生活する女子高生・花子さんと
それを取り巻くクラスメイト達の話。
作者さんはこの作品に関係なく、
能や能面が元々好きだったらしい。
にしても発想がファンキーすぎる。
能面を付けているということを除けばいい子なんだけど、
能面が怖いせいで回りに怖がられがち。
でも幼馴染や能楽師の男の子から好意を寄せられたりと
けっこうモテる。あと実はけっこうナイスバディ。
シュールなのが好きな人にオススメ。
※2018年5月現在、3巻まで発売中(連載中)